数字は一万円札のサイズを表しており、作品は新宿の象徴でもあるビルディングを、
一万円札の大きさの様々な古紙で作ったもの。
膨大な紙の量をすべて合わせると、その額なんと約259億円！！
この数字は、新宿の小売業の一週間分の売り上げ額。一日に約37億円の物が買ったり、買われたりしているわけです。それを可視化できるようにしたものが、この『76mm × 160mm』。
その高さと質量から生み出される迫力は、実際に作品の目の前に立たなければわかりません。
現場での設置も緊張感があり、学生は手際良く作業をこなしていました。
2年生のディレクションの良さと1年生の行動力が見事にマッチした結果、
作品、関係、経験、全てにおいて良いものがつくれたのだと思います。
作品は新宿センタービルの1Fエントランスホールに展示してありますので、お時間ある方は是非足をお運びください。他にも、新宿クリエイターズフェスタには、草間彌生さん、河口洋一郎さん、森山大道さん、蟹江杏さん、エマニュエルムホーさんなど、有名な方々が作品を出品しているので、そちらも是非ご覧下さい。
そしてこの作品の完成に当たって、関わって頂いた全ての方、
本当にありがとうございました。これからもデザインカレッジは頑張っていきます！
