デザインカレッジ
インテリア&空間デザイン専攻
グラナダ留学生 内藤です。
最近、東京の自由が丘でお酒が飲めるスターバックスがオープンしたらしいですね。スターバックスは、国内では、1996年に銀座に第一店舗がオープンして以来、現在では1000店舗を超える程の人気コーヒーチェーン店になりましたが、ヨーロッパでもそれは同じです。
しかし、現在わたしがいるグラナダでは、まだ一度もスターバックスを目にしていません。南部の都市といわれ、中心街には沢山のお店があり、観光客で常に賑わっているグラナダですが、スターバックス、ウェンディーズ、KFC、など世界的に人気のチェーン店は見あたりません。マクドナルドですら町の外れに1店舗あるくらいです。
何故でしょうか?看板などで景観が壊れるから?
ですが、景観ということであれば、アメリカのセドナ州では黄色のマクドナルドのロゴを景観に配慮し青くした例もあるので、そこはなんとか対応はできるんじゃないかな?と思い、私はスペイン人の友達に尋ねてみました。
すると、
「必要ないよ。グラナダはカフェで美味しいコーヒーが※1.5€で飲める。2€出せばコーヒーにタパス(小皿料理)がついてくる。それなのにスターバックスにわざわざ行く?」
…た、確かに!なんだか聞いた自分に可笑しくなってしまいました。
チェーン店にはチェーン店の魅力がありますが、個人店の個性的でおしゃれなカフェやバルが沢山あるグラナダ。それは町の魅力を更に濃くしてくれる一つの要素だなと改めて感じたのでした。
※1€=140円 2015年
数年前までは1€=約100円でした。円安の今は140円程です。
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